2024年も残すところわずかとなりました。 今年最後の本ブログのテーマは、「視覚」と「聴覚」です。
視覚は、周囲の状況を理解する上で非常に重要な役割を果たしており、他の感覚に比べてもかなりの割合を占めています。
いくつかの研究によれば、私たちの日常生活で受け取った情報の約80%は視覚から得られると言われています。
他の感覚ももちろん重要ですが、例えば聴覚や触覚、嗅覚、味覚から得られる情報の割合はそれぞれかなり少なくなります。
視覚情報は、色や形、大きさ、動きなど多くの要素を瞬時に把握することができるため、私たちの環境をよく考えて、反応する能力を大幅に向上させて考えられます。
スポーツも例外ではなく、視覚情報に関しては非常に重要です。ただ主観が良いという訳ではなく、「視る力」が必要になります。
先日、一般社団法人日本スポーツビジョン協会さんを訪問する機会がありました。
そこで、スポーツビジョン測定の体験をさせていただいたのですがとても難しい!!簡単にはできないことが多々ありました。
トップアスリートはあった能力にも優れており、またこのような能力がハイパフォーマンス発揮に必要な能力であるとも言われています。
私が実際に体験した測定は6項目、
・目と手の協応動作能力
・瞬間視力記憶力
・空間認識力
・周辺感知力
・中心、周辺部感知力
・眼球運動能力
時間にして20分ほど、大きなタッチパネルモニター画面を使用した測定なのですが、初めての体験で継続したものでした。
とりあえず、何かスポーツビジョンについての研究を調べてみました。
私が見た視覚からの情報の割合は約80%を占めていますが、聴覚からの情報の割合はおよそ10%程度と言われています。
聴覚は、音の高さや大きさ、方向などを認識する能力を持ち、特に言語の理解やコミュニケーションにおいて非常に重要な役割を担っています。
たとえば、会話の中での感情や意図を捉えたり、環境の変化を音で観察したりすることができます。
視覚、視覚と遠くと見方の情報の総量は少ないですが、聴覚は音楽や自然の音など、視覚では得られない豊かな経験を提供してくれます。
私は子供の頃、父親の足はわかりました。マンションの廊下を歩く音で帰ってきた父親だとわかりました。
視覚と聴覚が組み合わさることで、外部の情報の理解はより一層、立体的になります。
来年2025年、東京でデフリンピックが開催されることを皆さんご存知でしょうか?
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのこと。
デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。デフリンピックは国際的な「きこえない、きこえにくい人のためのオリンピック」のことです。
東京都ではデフリンピックを応援ボランティアを募集しています。
スポーツの楽しみ方は「する」「見る」「知る」「支える」があります。ボランティアは、スポーツを「支える」重要な役割です。
大会を決める一役を決める貴重な体験をすることができると思います。
私もワールドカップやオリンピックパラリンピックの子供時代、ボランティアの重要性を肌で感じました。
興味のある方は是非ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか?
ボランティアは、東京都のホームページから応募できます。締めは切り、来年1月31日です。
https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/tokyoforward2025/deaflympics2025-volunteer/
謹んで、今年も拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。