
毎日暑い日が続いています、でもまだ関東地方は梅雨明けの宣言はされていませんね。
(このブログを書いている時点では・・・)夏になると、海や山のレジャーに行くことが多いかと思いますが、様々な危険が潜んでいます。
今回は、そんな夏のレジャーで知っておきたい豆知識のお話です。
◆海のレジャーで注意したいこと
海には、人間にとって危険な生物が多く生息しています。
基本的には、いずれも一方的に人間を襲ってくるものではありませんが、誤って触れると被害を受ける場合があります。そのため、事前に海で遭遇する可能性のある危険生物についてよく調べ、どのような危険があるかを知ることが大事です。海を安全に楽しむために正しい知識を習得し、事故が起きないよう十分注意しましょう。(千葉県HPより)
エイ、クラゲを始め、様々な生物が危険な生物とされています。もちろん、全てが危険というわけではありませんが、十分に注意をする必要があります。最低限のリスク管理として以下のような対策は必須です。
- ・海底や岩に手足をつけるときは要確認。磯遊びの際は、素足にならない
- ・怪しい生物には触らない
こちらはヒョウモンダコ、関東近県の海にも生息しています。
もしも、刺されたり咬まれたりした場合には、
クラゲやイソギンチャクに刺されたら、患部や周辺に触手や刺胞が残っていることがありますが、こすったりせず海水で洗い流します。
魚の毒棘やヒトデに刺されたら、多くの魚類の毒棘はタンパク毒なので、熱めのお湯が有効です。患部に棘が残っている場合は取り除き、血液とともに毒を指で絞り出し、40~45度のやや熱いお湯に1時間前後浸けます。
いずれにしても、応急処置後には必ず医療機関を受診しましょう。
◆山のレジャーで注意したいこと
自然の中には危険生物が生息しています。被害を受けることで楽しい自然体験活動が台無しになるばかりでなく、最悪の場合は死に至ることもあります。しかし、恐れるばかりではなく、野外における危険生物について理解し、事前の対処法や応急措置について学んで危険回避をできるようにして、自然体験活動を楽しみましょう。(神奈川県HPより)
山にも危険な生物がいっぱいです。蚊、ブヨ、アブなどによる虫刺され、毒ヘビ、マダニ、ムカデ、スズメバチなどが代表的な危険生物です。事前に準備すべきことをいくつかご紹介します。
- ・肌の露出を避け、長袖シャツ・長ズボン・靴を着用する
- ・虫よけスプレーを携帯する
- ・ポイズンリムーバー:虫刺されの際に、毒を吸い出す器具を用意する
- ・抗ヒスタミン系の軟膏薬を持参する
もしもの場合には、応急処置を実施して速やかに医療機関へ行きましょう。特にスズメバチに刺された場合は、アナフィラキシーショックにより命に関わることもあります。まずは安全な場所へ避難し、救急車を呼ぶか病院へ連れて行ってください。10分以内にポイズンリムーバーなどで毒を吸い出し、患部を水で洗い流し、抗ヒスタミン系の外用薬を塗布します。その後、傷口を冷やしながら速やかに医療機関に搬送します。
何事も事前の知識と準備が重要です。レジャーに出かける前にご自身で下調しておくことで、最悪なケースを逃れることができるかもしれません。ちょっとした準備が、楽しい夏の思い出を守ります。