第20回愛知・名古屋アジア競技大会

 今年の9月19日から開幕するアジア・アジアパラ競技大会。最大45の国と地域から選手団約2万人近くが愛知県に集まり、アジア大会では43種目、アジアパラ大会では18種目で競技が行われます。今大会は、経費削減と持続可能性(サステナビリティ)の観点から、大規模な専用選手村を新設せず、名古屋港のクルーズ船や名古屋港ガーデンふ頭に設置されるコンテナ型移動式宿泊施設などを選手宿舎として活用する分散型の体制をとります。

 大会期間中に名古屋港金城ふ頭に停泊するクルーズ船は、「コスタ・セレーナ」、全長約290メートルで1500ほどの客室を持つ大型客船で、延べ約4000人の宿泊拠点となる予定とのこと。選手の調整のためのジムや交流の場となるレストランといった施設を備えています。 井澤は個人的にこのクルーズ船に滞在してみたいです!!

 船内のフィットネスジムにはランニングマシンなどの機材がそろい、大会にはアジアの45の国・地域が参加するため、ビュッフェレストランは3カ所で約2500席を用意され、ビーガン(完全菜食主義者)や(イスラム教の戒律にのっとった)ハラールに配慮した料理も提供される予定。

 大会組織委は建設費の高騰などを理由に選手村の整備をやめ、クルーズ船や既存のホテルなどを宿泊施設として活用する方針をとっており、このクルーズ船の他に名古屋港にはコンテナサイズの移動式宿泊施設も用意し、選手らが集まる拠点とするようです。

 物価高でアジア・アジアパラ競技大会に関わる経費が当初予想の3倍超の約3700億円に膨らむなか、愛知県は経費節減に努めてきたと説明。選手村の整備を取りやめホテルなどの活用を決めたことで600億円超の経費を削減できたという。クルーズ船の確保・運営の契約金額は約45億円とのこと。(日経新聞より)

 名古屋港ガーデンふ頭に設置される移動式宿泊施設は、木造平屋建て。コの字形をした1棟に2部屋があり、広さは計70平方メートル。ベッドやトイレ、シャワーを備え、最大6人が滞在可能。屋根と壁には厚めの断熱材、窓には3層のガラスサッシが施され、「冷房効率は高く、暑い名古屋でも大丈夫」と大会組織委員会の職員は太鼓判を押しています。組織委が業者から計200棟を借り、アジア大会で約2千人、アジアパラ大会では約1千人の滞在を想定しており、大会後は業者へ返却、再利用されるとのこと。(朝日新聞より)

 前回の中国・杭州大会の選手村があまりにも豪華だったため、今回の大会が質素に見えてしまいますが、これはこれで非常に楽しみです。新しい大会の形として今後も継続される可能性がありますし、国民スポーツ大会等にも影響がありそうな気がします。

 ここ数年で、SDGsという考え方が世の中に浸透しつつあります、スポーツの世界においても例外ではありません。新しい施設を造るよりも持続可能な現存する施設を有効利用する、大会後も有効利用できる施設を残す、そういった考え方が今後は増えるような気がします

以前、フランスに遠征したときに訪れたスタジアムは、試合がない時でも人々が集まるコミュニケーション拠点となっていました。レストランがあってバーがあって・・・日本のスタジアムは、試合がない時は閑散としています。施設の維持を考えると365日いかに有効利用できるのか、いかに人が集まるかを考えなければいけないように思います。

井澤もアスレティックトレーナーとして、何かSDGsに関する取り組みができないものかと絶賛思考、企画中です。近いうちに、皆さんにお知らせできればと思っています。

 

 


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